歯周病は、細菌感染によって引き起こされる、
歯の周りの組織(歯肉や歯槽骨など)の病気です。
歯を支えている周りの組織からじわじわと、痛みを感じさせないまま進行していき、
気が付いた時には重症になっていることがほとんどという、
むし歯より多くの割合を占める「歯を失う原因第1位」の恐ろしい病気です。
歯周病の早期発見、また進行させないためにも
歯科医院での定期健診、ご自宅でのケアをしっかり行うことが大切です。
妊婦の方が歯周病になると、歯周病菌が血中に入って胎盤を通り、胎児に感染してしまう危険があります。それが原因で低体重児や早産を引き起こしてしまうリスクが高くなり、その危険率はタバコやアルコール、高齢出産などよりも遥かに高い、7倍ともいわれています。
歯周病は予防できる病気です。お腹の赤ちゃんとご自身のためにも、歯周病予防を行いましょう。
上記のように、歯周病治療には様々な高度治療がありますが、どれも予防には敵いません。極端に言えば、しっかり予防をして歯周病にならないようにすれば、治療をする必要も無いのです。
歯科医院での定期健診やご自宅での歯磨きなど、日々の予防が歯周病にならないためにはとても重要なことなのです。