歯科矯正治療のイメージはブラケットとワイヤーが一番印象的だと思います。
口を開けた時に見える銀色のイメージですよね。(実際最近のワイヤー矯正は見た目もあまり目立ちませんが・・)
あんなに目立つし、歯を動かすときって痛いんでしょう?
装置が入っていたら歯磨き難しいでしょう?とよく聞かれます。
そんなあなたに朗報です。
ブラケット、ワイヤーがない見えない矯正ができるようになりました。
アメリカのアライン・テクノロジー社が開発した透明のマウスピースによって歯列を動かしていくのです。全世界で340万人以上の治療実績を持つといわれています。
今まではピンクの粘土状の物で歯の型をとって模型を作製していました。マウスピース矯正では口の中に小さなカメラを入れて歯の状態、噛みあわせなどをスキャンしていきます。そのデーターをアメリカに送りマウスピースを作成するのです。今までアメリカに空輸していた時間をカットして、マウスピースがスピーディーに届きます。
メリットは
1マウスピースが透明なのでつけているとは気づかれにくいです
2従来の矯正治療よりも痛みは少ないと言われています。
3自分で取り外し可能で歯磨きも今まで通り行えます。
4装置が取れて来院する手間がありません。
5歯にブラケットをつけることもないので負担も少ないですし金属を使用しません。
6食事の時は取り外して食べていただけます。
デメリットは
1マウスピースの装着時間が1日22時間以上
2治したい目標によっては適応できないケースがございます。
装着時間は22時間以上しないと歯の動きに時間がかかります。装着は毎日ですが、歯科医院では毎日を管理できないのでご自分で外さないことを守っていただく必要がございます。
それさえしっかりしていただけたら快適な矯正ライフがおくれると思います。
一時期の見た目だけを気にして矯正治療を躊躇していた方はぜひ相談にいらしてください。
これは矯正治療すべてに言えることですが矯正治療をして歯並びが良くなると人生がかわります。
最終的に歯列を整えるというゴールはブラケット矯正もインビザライン矯正も同じなのですが過程が違います。どちらがご自分にとってよいのかということです。ただ、今まで装置の見た目だけがどうしても嫌で躊躇されていた方や、接客業の方にはおすすめです。
私の個人的な意見ですが、成人男性ももっと矯正治療をされたらよいのにと思います。「芸能人は歯が命」と昔、CMのコピーにありましたが、歯は誰にとっても命だよと思います。またビジネスマンも歯が命ですね。
近年研究が進み、歯周病と全身疾患との関連性もあることがわかっております。歯並びをきれいにしてむし歯や歯周病のリスクを下げること、また第一印象に大切といわれる口(歯並び)を整えることは多くの人の生活を変え、第一印象が大切と言われるビジネスマンの人生まで変えるかもしれません。
私達は、不安を抱えていらっしゃる方が前に進む一歩のお手伝いをしたいと考えています。
当院で楽しい矯正ライフを送りませんか?
この記事は、河底歯科・矯正歯科院長河底晴紀が書いております。
・歯学博士
・日本矯正歯科学会認定医
◾️所属
・FCDC
・福山市歯科医師会 理事
・一般社団法人福山市歯科医師会附属福山歯科衛生士学校 歯科矯正学講師