歯並びが変わると食べ方・話し方・笑い方が変わる

日本矯正歯科学会認定医・歯学博士河底晴紀

歯並びが整うことで、見た目の変化だけでなく、食べ方や話し方、さらには笑い方まで変わります。福山の河底歯科・矯正歯科では、日本矯正歯科学会認定医が2名在籍し、専門的な知識と技術を駆使して、患者様一人ひとりの歯並びに関するお悩みに対応しています。今回は、歯並びが整うことでどのような変化があるのかについて詳しく解説します。

歯並びが悪いと食べ方に影響する理由

歯並びが悪いと、食事中に美しく噛むことが難しくなり、食べ方が不自然になることがあります。これは、噛み合わせの悪さによって特定の歯でしか食べ物を噛めないためです。

噛めるところで噛むので美しくない

歯並びが悪いと、噛み合わせが不安定になり、左右どちらか一方だけで噛む癖がついてしまいます。例えば、でこぼこの歯並びや口元が前に突き出ている場合、自然と見た目に影響が現れ、品のある食べ方が難しくなります。歯並びを整えると、食べ物を均等に噛めるようになり、口元の動きが自然で美しく見えるようになります。

食べかすが詰まりやすい

でこぼこした歯並びの場合、歯と歯の間に食べかすが詰まりやすく、口腔内の清潔さが損なわれがちです。歯並びが良くなると、食べかすが詰まりにくくなるため、食後のお手入れも簡単になり、歯の健康を保ちやすくなります。

歯並びが悪いと話し方に影響する理由

歯並びは話し方にも大きく影響します。特に、でこぼこした歯並びや噛み合わせが悪いと、舌の位置が不安定になり、発音が不明瞭になることがあります。

舌の位置が定まらず舌足らずな発音になる

歯並びが悪いと、舌が正しい位置に収まりにくく、「さ行」や「ら行」などの発音が舌足らずに聞こえることがあります。これは、舌が正しく使えないため、発音が明瞭になりにくく、話し方に自信を持ちづらくなる原因となります。

空気が漏れて発音が不明瞭になる

歯並びに乱れがあると、歯と歯の間から空気が漏れやすくなり、特定の音を発音する際に不自然さが生じることがあります。たとえば「しゅ」「しょ」などの発音が特に難しくなり、日常会話で話しづらく感じる場合もあるのです。歯並びが整うと、発音が明瞭になり、話し方に自信を持てるようになります。

話し方改善のためのMFT（口腔筋機能訓練）

河底歯科・矯正歯科では、歯並びを整えるだけでなく、話し方を改善するためのMFT（口腔筋機能訓練）も実施しています。MFTは、舌や口の周りの筋肉を鍛え、正しい発音や話し方を習得するためのトレーニングです。舌を上顎に持ち上げたり、風船を膨らませたりするエクササイズを通じて、口腔内の筋力を向上させ、発音が安定しやすくなるようにサポートします。

MFTは保険適用も可能で、費用負担を抑えながら効果的な話し方改善ができるため、特にお子様や若い世代に人気のあるトレーニングです。発音の明瞭さが改善されることで、会話にも自信を持つことができます。

歯並びが変わると笑い方が変わる理由

歯並びが悪いと、笑顔に自信が持てず、笑い方に影響が出ることがあります。多くの方が、歯並びを気にして思い切り笑えない傾向にあり、次のような行動が見られます。

口元を隠して笑う傾向がある

歯並びが気になると、笑顔に自信が持てないため、手で口元を隠して笑ったり、控えめな笑い方をしてしまうことがあります。こうした行動は、他人に対して自信のなさを感じさせる原因となり、自分らしい笑顔ができなくなることが多いです。

大きく口を開けて笑えない原因

歯並びに自信がないと、大きな口を開けて笑うことを避ける傾向があります。笑顔が引きつったり、控えめな笑顔になると、自然で明るい印象を与えにくくなり、周囲に対して親しみやすさが伝わりにくくなることもあります。歯並びが整えば、笑顔に自信が持てるようになり、明るい表情で周囲と接することができるようになります。

河底歯科・矯正歯科の特徴

河底歯科・矯正歯科では、日本矯正歯科学会認定医が2名在籍しており、専門的な診断と治療が可能です。認定医による治療は、精度の高い矯正計画に基づいて行われ、噛み合わせや発音、表情に至るまで総合的な改善を目指します。また、歯並びの改善は見た目だけでなく、食べ方、話し方、笑い方にまで良い影響をもたらします。