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口ゴボはインビザラインで治るのか?福山のインビザライン治療について徹底解説

日本矯正歯科学会認定医・歯学博士河底晴紀

「口ゴボ(口元が前に突き出ている状態)」で悩んでいる方は多いですが、見た目の改善だけでなく、噛み合わせや健康にも影響するため、適切な治療が必要です。インビザラインは、透明なマウスピースで歯並びを整える治療法として人気がありますが、口ゴボもインビザラインで改善できるのでしょうか?この記事では、インビザラインのメリット・デメリットや、治療計画通りにいかない場合の対応について詳しく解説します。福山でインビザラインによる口ゴボ治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

口ゴボとは?

口ゴボとは、横顔を見た際に、口元が前方に突出している状態を指します。歯並びや顎の位置に原因があり、次のような問題を引き起こすことがあります:

  • 見た目への影響:口元が突出していると、横顔のバランスが崩れやすくなり、顔全体が平坦に見えることがあります。
  • 噛み合わせの悪化:口ゴボは、噛み合わせに問題を生じさせ、食事や話し方に影響を与えることがあります。
  • 健康リスク:噛み合わせが悪いと、顎関節に負担がかかり、顎関節症や肩こりの原因になることがあります。

矯正歯科ネット口ゴボとは?

https://www.kyousei-shika.net/knowledge/article/440/

インビザラインとは?

インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置で、歯を少しずつ動かして理想の歯並びに整える治療法です。取り外しが可能で、従来のワイヤー矯正に比べて目立ちにくいため、特に成人の方に人気があります。また、患者様の口腔内の状態を3Dスキャンし、治療のシミュレーションを行うため、治療計画が立てやすい点も特徴です。

口ゴボはインビザラインで治るのか?

口ゴボの状態によっては、インビザラインで改善できる場合もありますが、歯並びの状態や骨格の問題によって効果に差が出ることがあります。以下のようなケースでインビザラインが適しています:

  • 軽度の口ゴボ:前歯が少し前に出ている程度の口ゴボであれば、インビザラインで歯を後ろに引き戻すことが可能です。
  • 顎の位置に問題がない場合:口ゴボが主に歯の位置に起因している場合、インビザラインで改善が見込まれます。

一方で、顎の骨格に起因する口ゴボの場合、インビザラインだけでは完全な改善が難しいことがあります。このような場合には、他の矯正治療との併用が必要です。

インビザラインのデメリット:治療計画通りに進まない場合も

インビザラインの治療は3Dシミュレーションを用いて行われるため、理論上は治療計画に基づいて歯を動かすことが可能です。しかし、歯の移動は個人差が大きく、治療計画通りに進まない場合があります。例えば、以下のような状況で計画通りの効果が得られないことが考えられます:

  • 歯の動きが予想通りでない:インビザラインのマウスピースは、歯に少しずつ力を加えることで歯並びを調整しますが、思うように動かない場合もあります。
  • マウスピースの装着時間が不足している:インビザラインは1日20〜22時間の装着が推奨されていますが、装着時間が不足すると計画通りに進まないことがあります。

インビザラインがうまくいかなかった時の対応:ワイヤー矯正での軌道修正

インビザラインで治療計画通りに進まなかった場合には、ワイヤー矯正で軌道修正を行うことが重要です。福山の矯正歯科では、インビザラインでの治療が不十分な場合や、予測通りに歯が動かなかった場合には、ワイヤー矯正に切り替えることで治療を完了させる対応を取っています。

ワイヤー矯正は、固定された装置を使用するため、インビザラインに比べて歯の動きがコントロールしやすい特徴があります。必要に応じてワイヤー矯正とインビザラインを併用することで、最適な結果を得ることができます。

福山の矯正歯科でインビザライン治療を受けるメリット

福山の矯正歯科では、日本矯正歯科学会認定医が2名在籍しており、専門的な治療を受けることが可能です。認定医による診断と治療計画の作成は、患者様の口腔内の状態に合わせた的確な治療を提供するため、安心して治療を受けることができます。

また、インビザラインだけでなく、ワイヤー矯正やその他の矯正治療も提供しているため、患者様の症状に合わせた最適な治療法を選ぶことが可能です。

口元を引き締めるためのトレーニングも効果的

口ゴボの改善には、歯並びの治療だけでなく、口元を引き締めるためのトレーニングも効果的です。特に、口元を膨らませて筋肉を鍛えることで、口元のたるみや口ゴボの軽減が期待できます。以下の簡単なトレーニングを日常的に取り入れると良いでしょう:

  1. 口を閉じた状態で、頬に空気をためて膨らませます。
  2. 10秒間キープした後、左右に動かして筋肉を鍛えます。
  3. これを3セット行うことで、口周りの筋肉を強化します。

このトレーニングは、口元を引き締め、歯並びが改善するまでの間に口ゴボの軽減を図るためにも有効です。

福山の矯正歯科でインビザラインによる口ゴボ治療を検討される方へ

福山でインビザラインを使った口ゴボの治療を検討されている方にとって、専門の矯正歯科で治療を受けることは大きなメリットです。インビザラインによる治療が計画通りに進まない場合でも、ワイヤー矯正で軌道修正ができるため、確実な結果が期待できます。また、日本矯正歯科学会認定医が在籍しているため、安心して治療を任せられる環境が整っています。

口ゴボの改善は、見た目だけでなく、噛み合わせや口腔の健康にも良い影響を与えます。福山の矯正歯科で、美しい口元と健康的な笑顔を手に入れるために、一度カウンセリングを受けてみてください。

 

この記事は、河底歯科・矯正歯科院長河底晴紀が書いております。

◾️資格

・歯学博士

・日本矯正歯科学会認定医

◾️所属

日本臨床歯科学会(SJCD)

K-Project

・FCDC

MID-G 

広島県歯科医師会

福山市歯科医師会 理事

一般社団法人福山市歯科医師会附属福山歯科衛生士学校 歯科矯正学講師

 

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