こんにちは、河底晴紀です。今日は、ティーン向けの矯正治療、特にジュニア矯正について、どのようにして「痛みが少ない」方法で「ガタガタがひどい場合」にアプローチし、特に「マウスピース矯正」や「7番までの歯が生え揃ったらインビザライン」を利用するメリットについて話していきたいと思います。
ティーンにおける矯正治療の重要性
青少年期は、顎の骨がまだ発育中で、矯正治療による歯の移動が比較的容易な時期です。この時期に矯正治療を行うことで、顎の成長を利用して、より効果的に歯並びの問題を解決できます。「ガタガタがひどい場合は1期治療でガタガタをまず治す」というアプローチは、この成長期の特性を生かした治療計画の一例です。
この時期に使用するのは、基本的に取り外し式のマウスピースです。
痛みが少ない矯正治療
矯正治療と聞くと、多くのティーンが心配するのが「痛み」です。しかし、最新の矯正治療技術は、痛みを大幅に軽減する方向に進化しています。特に、「マウスピース矯正」は、従来の矯正器具に比べて痛みが少なく、見た目にも目立ちにくいというメリットがあります。
マウスピース矯正のメリット
マウスピース矯正、特に「インビザライン」は、透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立ちません。これは、見た目を気にするティーンにとって大きな魅力です。また、取り外しが可能なため、食事や歯磨きがしやすく、口腔衛生を維持しやすいという利点もあります。
大人になってから始めるのではなく、1期である程度のガタガタを治療した上でインビザラインに進みます。
ガタガタがひどい場合の1期治療
ガタガタがひどい場合、特に永久歯が生え揃う前に、1期治療としてガタガタを治すことがあります。この段階では、主に顎の成長を促進または制御することで、歯が正しい位置に生えるスペースを作り出します。このアプローチにより、後期の治療がよりスムーズに、そして効果的に行えるようになります。
https://www.kawasoko-dental.com/medical/kyousei_kids.html
7番までの歯が生えそろったらインビザライン
一般的に、7番目の歯(第一大臼歯)が生えそろった段階で、ティーンに適したインビザライン治療を開始できます。この時期に治療を始めることで、残りの永久歯が適切な位置に生えるためのスペースを確保しやすくなります。インビザラインは、その後の成長や歯の移動を考慮した上で、個々の患者に合わせた計画を立てることができるため、特にティーンに適した矯正治療方法と言えるでしょう。
https://www.kawasoko-dental.com/medical/invisalign.html
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まとめ
ティーンのための矯正治療は、見た目の美しさだけでなく、将来の口腔健康にとっても非常に重要です。痛みが少なく、日常生活に影響が少ないマウスピース矯正やインビザラインを選択することで、治療期間中も快適に過ごすことができます。ティーンの皆さん、矯正治療に対する不安や疑問があれば、ぜひ専門家に相談してみてください。河底晴紀として、皆さんの疑問に答え、サポートできることを楽しみにしています。
この記事は、河底歯科・矯正歯科院長河底晴紀が書いております。
・歯学博士
・日本矯正歯科学会認定医
◾️所属
・FCDC
・福山市歯科医師会 理事
・一般社団法人福山市歯科医師会附属福山歯科衛生士学校 歯科矯正学講師