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インプラントの寿命とインプラントをされている芸能人について

日本矯正歯科学会認定医・歯学博士 河底晴紀

今回はインプラントの寿命についてとインプラントをされている芸能人のご紹介をさせて頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

まず、インプラント治療については以前のブログでもご紹介させて頂いていると思いますが、虫歯で歯を失い抜歯になった方や事故で歯を失った方、先天的に歯がない方、歯槽膿漏などなんらかの原因で歯を失った所の顎の骨に人工歯根を埋め込む手術になります。

インプラントをすることによって、ご自身の歯と同様に噛むことができ、インプラントは1本1本埋め込む為、天然の歯と同様独立した歯になるので、セルフケアも通常と同じような歯磨きで大丈夫です。ですが、インプラントもご自身の歯と同様メンテナンスを怠ると歯周炎(インプラント歯周炎)になり、なにかしら問題が起こってきます。

そして人工の物なので、使えなくなってしまうこともあります。永久的に使えるわけではなく寿命があるということです。

日本での歯科医院で使用されているインプラントの寿命は平均的に10年前後と言われています。(メーカーや使用している材質によって多少の誤差はあります)

ですがうまく付き合っていくと7割の方が約20年以上もつ事もわかっています。

インプラントとうまく付き合っていくには、やはり歯科医院での定期的なメンテナンスを受けられるということです。メンテナンスはインプラント治療で最も重要な要素とも言われています。

インプラント治療はやはり人工物のため、天然の歯とは周囲の環境が異なります。セルフケアのみでは清掃が不十分になること、歯根膜がないため初期感染の自覚症状が現れにくいことなどが考えられます。また、年齢とともに歯も経時的に動いていくものなので、数十年たつと噛む位置も変わってくることから噛み合わせのチェックなども行う必要があります。

ですので、いかに長く保つことができるかは、適切なメンテナンスを定期的に行うことが最も重要になってくるのです。不具合なども早期発見に繋がり、少しでも長く保つにはメンテナンスが大切になってきます。

芸能人の方々もなんらかで歯を失いインプラントをされている方がおられます。

バナナマン、日村勇紀さん 

 

 

 

 

 

                                                   (画像引用 Bing)

元の歯が叢生(ガタガタ)で清掃不良のため虫歯になり、前歯が抜けてしまうほど放置をしていたようです。上の歯10本と下の歯5本をインプラントにされているようです。

イモトアヤコさん 

 

 

 

 

 

画像引用 yorozudailynews.blog.so-net.ne.jp、ご本人Twitterより

元々上の前歯を治療をしており差し歯で、何回かテレビでも抜けている映像が流れていました。

歯の根っこに膿が溜まり抜かないといけなくなったようでインプラントをされたそうです。

ナインティンナインの岡村隆史さん

ご自身のラジオ番組で奥歯2本の痛みで歯科に行った所、こちらも膿が溜まっており抜歯になったようです。その後の措置でインプラントをされたとご自身でご報告されたそうです。

一番はご自身の歯も大切にすることですが、なんらかの原因で歯を失いインプラントになった場合、うまく付き合っていくことが大切ですね。インプラントについて、なにか気になる事があれば、お気軽にお声掛けください。

この記事は、河底歯科・矯正歯科院長河底晴紀が書いております。

◾️資格

・歯学博士

・日本矯正歯科学会認定医

◾️所属

日本臨床歯科学会(SJCD)

K-Project

・FCDC

MID-G 

広島県歯科医師会

福山市歯科医師会 理事

一般社団法人福山市歯科医師会附属福山歯科衛生士学校 歯科矯正学講師

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