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バレンタインデーにはキシリトールを!

受付の黒田です。入社して2ヶ月が経過しました。みなさんはキシリトールと聞いて何を思い浮かべますか?

キシリトールガムやタブレットなどお口の中をすっきりさせてくれる印象が強いと思います。

それは、キシリトールは溶解時に吸熱反応が起こり、口に含むとスーッとした爽やかな冷涼感が得られます。その為ミントフレーバーに合うことからキシリトールを使った食べ物にはミント味が多くみられるからです。

しかし、実はキシリトールとは糖アルコールという甘味炭水化物の仲間で自然界では多くの果実や野菜に含まれており、糖アルコールの中でも最も甘く、砂糖と同じ甘味度を持っています。また、それは人体でも作られます。

そして、天然の素材の甘味料と言われているキシリトールを始めとする糖アルコールは、むし歯の原因になりません。糖アルコールからは、口の中で歯を溶かすほどの酸は作られないからです。また、キシリトールは甘みが強いので、その甘味により唾液も出やすくなります。酸を作らない、唾液の分泌を刺激して酸を中和するのでキシリトールはむし歯にならないのです。

キシリトールを一定期間以上口の中に入れると、むし歯の原因となる歯垢がつきにくくなるだけでなく、歯の再石廃化を促し、歯を硬くします。そして、むし歯の大きな原因であるミュータンス菌の活動を弱める動きも持っています。

このような働きは、他の甘味料にはみられないキシリトールだけの効果です。

更に、キシリトールはインシュリンに関係なく代謝されるので糖尿病患者も安心して摂取が出来ますし、ダイエット中の方でも甘さは砂糖と同じですがカロリーが半分なので罪悪感なく食べることが出来ます。

みなさんの中には、食後のデザートがやめられない、甘いものが無償に食べたくなるといった方は多いはず、、、私もそのうちの一人ですが()

そんな方におすすめしたいのが、歯医者さんのアイディアで誕生した砂糖不使用のキシリトール100%のチョコです。お子さんのお菓子によるむし歯に悩まれている方にもチョコレートで楽しくむし歯予防出来るんです!

チョコレートの中でむし歯の大きな原因となるのはみなさんもご存知の通り砂糖す。その砂糖を全く使わず、甘味料を100%キシリトールにすることでむし歯予防の効果もさることながら、プラークをキシリトールが変化させることによりむし歯になりにくい口腔内環境を作ることが出来ます。

当院で今年取り扱っているのはスタンダードなものに加えてほうじ茶、抹茶味です。

抹茶味はカテキンも入っているのでカテキン効果、キシリトール効果でとてもおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私も食べましたが味は普通のチョコです!これがむし歯予防になるとは思わないですし、おいしく食べれて更に予防にも繋がるなんてお得ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お子さんで歯磨きが苦手だったりなかなかお菓子がやめられなくて悩まれている方でも歯磨きをしたご褒美に一粒あげたり、寝る前でも安心して食べれるので気になる方は是非一度試してみてください!

 

この記事は、河底歯科・矯正歯科院長河底晴紀が書いております。

◾️資格

・歯学博士

・日本矯正歯科学会認定医

◾️所属

日本臨床歯科学会(SJCD)

K-Project

・FCDC

MID-G 

広島県歯科医師会

福山市歯科医師会 理事

一般社団法人福山市歯科医師会附属福山歯科衛生士学校 歯科矯正学講師

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