福山市で矯正治療をしている河底歯科・矯正歯科の河底晴紀です。
今日はフッ素について書いてみようと思います。
私たち歯科衛生士は虫歯予防といえばフッ素をお勧めさせていただくことがあります。
でも、フッ素って本当に安全なの?
害があるのでは?と思われておられる方がおられるのも事実です。
今はインターネット時代で検索すると色々な情報がすぐに入ってきます。
その中でフッ素には害があると書かれているものもありそれを見てフッ素を避ける人がいます。
しかし、フッ素は日々食べている食べ物の中にも入っているのです。私たちはフッ素を知らず知らずのうちに取り込みながら生活しているのです。海外では水道水にフッ素を入れている所もあります。フッ素入りの水道水のおかげで子供の虫歯は非常に少ないそうです。
ここで、フッ素に害があるという考えは子供の予防接種が害になるという考え方と似ています。予防接種の場合は100%害がないとは言えませんが
それでも予防接種があるおかげで子供の重大な病気への重症化が防げます。
フッ素に関して私は現場でフッ素塗布をさせていただいていますが実際に中毒症状や害があったようなことは一度もありません。
それよりも虫歯の予防ができているという実感の方がはるかに多いです。
3カ月に1回フッ素を塗って家でフッ素入りの歯磨き粉を使用してもらい更にフッ素洗口している子は歯の質も強く状態は非常に良いのです。
また、当院では矯正をされている方が多いのですが矯正治療中のリスクとしてあげられるのが虫歯です。一般的には矯正治療をしていると
装置がついて歯磨きが難しい分、むし歯リスクは高くなります。当医院ではフッ素を取り入れながら矯正していますので虫歯になりにくいと思われます。
このようなことからフッ素を有効利用しないのはもったいないと思います。
特に子供さんは治療することにより歯科医院が怖い所というイメージがついてしまい歯科医院に来たくなくなります。しかし当医院にフッ素塗布に来ている子は治療をすることは少なく治療になったとしても小さな虫歯で発見されますので痛い治療をしなくてよいので継続してきていただいています。とても良い習慣だと思います。おそらく、子供の頃に大きなむし歯となり大変な治療を経験された方はトラウマになっている可能性がありますが当院に来院するお子さんは基本的には、できたとしても小さいむし歯ですし、むし歯にならなければクリーニングをして終わりですので楽しく通っていただいている印象です。
日本人は今まで歯が痛くなって歯科医院で治療をしていました。
今は予防の時代です。フッ素を有効利用して虫歯のないよい生活を目指しませんか?私たちは3カ月に一回皆様に会えるのを楽しみに仕事をさせていただいています。
この記事は河底晴紀が書いています。