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バイオフィルムと最新機器エアフロー

歯科医師の河底晴紀です。

冬こそ、お口の中をきれいにしているといいことがあります。

口腔内が乾燥していると菌が活動しやすくなってしまいます。そのため、うがいを細めにする、唾液腺マッサージをすることにより口腔内に潤いを与えているとインフルエンザにもなりにくいと言われています。今日はメンテナンスで使用しているエアフローという機械についての研修報告などを書かせていただきます。

10月に岡山へエアフローの研修に行ってきました。

そこでエアフローのすごさ、素晴らしさを習ってきました。

当医院ではメンテナンス、矯正治療中の人などはエアフローを使用して歯をツルツルにケアさせていただいています。

歯の表面に付着したヌルヌルした物がバイオフィルムという細菌同士が集まった構造体です。このバイオフィルムは虫歯と歯周病の原因になります。

このバイオフィルムを完全に除去できるのがエアフローです。

当医院では糖アルコールの一種であるエリトリトールを配合したパウダーを使用し水と空気の力で歯に吹き付けバイオフィルムを完全除去します。

歯を傷つけることなくバイオフィルムを除去することができる最新の予防処置機械です。

エアフローを使用してメンテナンスを繰り返していると歯がツルツルになりバイキンも着色も付きにくくなってきます。歯やかぶせに傷がつくとその傷にバイキンや着色が付着しやすくなるのです。歯やかぶせを傷つけないというのは歯磨きでバイキンが落ちやすくいい状態を保つのに必須と言えます。

定期的なエアフローを使用したケアは虫歯予防、歯周病予防にかなりの効果があります。

日本よりも予防歯科が発達しているスイスのEMR社の製品です。日本人で定期的な歯のメンテナンスをしている人は20%もいません。予防歯科が発展しているスイスの予防を当医院では行っているのです。

☆診査 歯ぐきの検査

☆染め出し バイオフィルムを完全除去するため

☆情報提供 予防の重要性、歯ブラシやケア用品のすすめ

☆エアフローにてバイオフィルムの除去

☆歯石の除去

☆指さし確認 バイオフィルムが残ってないか最終確認

☆次の定期健診の予約

 

定期健診、矯正治療中、矯正後、インプラントを入れておられる方はこの手順で定期健診を実施させていただきたいのです。

1日でも長くご自分の歯でおいしく食べて頂けるようにお手伝いをさせていただきたいと私たちは考えています。口腔内をきれいに保つことは糖尿病、脳梗塞、肺炎予防になります。冬は特に肺炎、インフルエンザの予防になりますのでぜひエアフローを体験しに来てみてください。きっとツルツルしたご自分の歯に驚きと感動があると思います。

この記事は、河底歯科・矯正歯科院長河底晴紀が書いております。

◾️資格

・歯学博士

・日本矯正歯科学会認定医

◾️所属

日本臨床歯科学会(SJCD)

K-Project

・FCDC

MID-G 

広島県歯科医師会

福山市歯科医師会 理事

一般社団法人福山市歯科医師会附属福山歯科衛生士学校 歯科矯正学講師

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