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点字ボランティア訪問 2004年4月 |
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友人の奥さん(尾道市で活動)が点字ボランティアをやっているという話を聞き、興味をもち福山市のボランティアグループ「麦の会」を訪ねた。「麦の会」は、点訳グループで毎月第1・第3土曜日の13時30分〜16時、福山すこやかセンターで活動しており、「視覚障害者へ書籍・雑誌・資料などさまざまなものを点訳し、社会参加を支援するグループです」と紹介されている。
その日、福山すこやかセンターに着き、建物まで30メートルほどの道を歩いていると、清楚な制服を着用した男性が、じっと私の方を見ている。前述の尾道市で活躍している奥さんのご主人である。「掃除に学ぶ会」のリーダーとしてボランティア活動をしている方で、仲間が集まるのを待っているとのこと。重ね重ねの奇遇にびっくりしながら、「麦の会」を訪問するため来館したことを告げると、「ああ、今日は小学生が体験学習に来ていますよ」と言う。この人は点字ボランティアグループの状況まで把握しているのかと、またまたびっくり。 「二階ですよ」と教えられたことを頼りに、グループの活動部屋を探したが、土曜日ということで職員の方が不在なのか、案内を請う人も見当たらず迷ってしまった。お蔭で館内の規模や設備を知ることができた。 会が始まる前に訪問し、会長さんにご挨拶をして許可をいただいてから ・ ・ ・ と考えていたが、駐車場が満杯で出直すこととなり遅刻してしまった。そっと部屋を覗いて会長さんを呼んでいただき、ご挨拶。見学参加のお許しをいただき、まずコンピュータ室へ。最近はコンピュータで点訳できると聞いていたので、関心をもっていた。パソコンサポート係りの方に説明を受けた。スキャナー、点訳ソフトを使用するコンピュータ、点字プリンターなどなど、想像していた通りの近代的な進歩した姿であった。「コンピュータ点訳は、100%完璧なものではなく、どうしても人によるチェック・変更が必要なのだ」ということをお聞きした。 そして、30名ほどの皆さんが集う部屋へ。小学生が熱心にグループの方の指導を受けている。渡辺さんとお話したい旨を伝えると、新聞で拝見した丸いお顔の笑顔が近づいて来られた。娘さんが歯科医で東京で開業されているとかで、点字とは異なった話題で話が弾んだ。「渡辺さんは、コンピュータは使用しないのですか」とお尋ねすると、点字板での勉強・鍛錬の重要性を熱っぽく語られた。「あれは取材に来た記者が上手に書いたのよ」と謙遜しながら、新聞報道のことを話された。「実物がありますよ」と点訳した広辞苑を見せて下さった。持参したデジカメで、渡辺さんとのツーショットの写真を撮ってもらったが、オートフォーカスの悲しさ、二人の中央の遠方の壁に焦点が合い、ピンボケ。 温かい心の訳者や協力者の笑顔と、点字全訳“広辞苑”の偉大な感触を握り締め、帰宅した。 |
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